お店ではAの12番って呼んでる席なんです 10~12名様でお使い頂くには 丁度いい広さですよ!{じいじ}のお店は この商いを始めて 20年たつんだけれど
お客様も お店のスタッフも 大切にお店を扱ってくれてるお陰でしょうが
20年間 一部の手直し程度で 今だに20年前のイメージを残してやらしてもらっています
それに あんまり 大幅な改装をしてしまうと 常連のお客様にとって
は 料理やスタッフが 同じでも何と無く違うお店になっちゃうんじゃ無いかって
思っちゃう時もあるからなんです
お店って 常連の方々と何かのキッカケで{じいじ}のお店を知られて
お見え頂く新しいお客様とが バランス良く維持出来るって事が
長続きする要素の一つだと思っているんです
駅前の一等地で 毎日 新しいお客様だけでやっていけるお店も
在るのかもしれませんが それで成り立っても”商い”って
そんなものじゃ無い様な気がします
(一等地の場合 家賃もそれなりでしょうから そんな事 言ってられない
のかも知れないけれども?)
又 逆に 常連さんばかりの お店ってのも 初めての方は
何と無く入りずらいものですよね
{じいじ}のお店は 神田って場所柄 会社にお勤めの方々が
多くお見えになるんですよ
ある時期になると 転勤での移動や 退職される方や
会社自体が 別の場所に移転になる場合など いろいろあって
寂しいけれど お見え頂けなくなる事もしばしばあります
今まで 長いお付き合いのある 常連さんも多数いらっしゃいますが
その中で どのグループにも共通している事があるんです
それは 夫々の中に 何と無く ごく自然に そのグループを
まとめてらっしゃる人が必ずいらっしゃるって事なんです
会社での地位が上とか 弁が立つとか 態度がデカイとか
そんな意味でのまとめ役じゃ無いんですよね
写真の席は 週すくなくても3回 多い時は6回(毎日なんですが)
お見えになる方々の指定席なんです
この方々の中にも そんな方がいらっしゃいます
穏やかで 楽しそうに美味しそうに ゆったりした時間をお仲間と
過ごされているんです
こちらが その方々の家庭の事を心配するぐらいよくお見えになるんですよ
お知り合いになって もう15年くらい経ちますかね
不思議なものですよね その人がいるだけで ギクシャクした会話も
笑いに変わり 始めて参加した方でもすぐに打ち解けてしまう
まさに ミラクルですよね
実際は かなり気を使っていらっしゃるんだろうと思いますが
それを 微塵も表の出さないで 楽しそうになさってるんです
{じいじ}の場合 態度はでかい 声もでかい 更に
顔もデカイ ので そんな 本当の 扇の要の様な
素敵な 紳士・淑女にお会いすると 物凄く 勉強になります
これからも いろいろ教えてくださいね
お金を頂いた上に 勉強までさせて頂いて ごめんなさい!
今日も 皆様にとって良い一日でありますように!
(合掌)